小児 大百科

小児が掛かり易い病気

白血病

一般的に15歳以下の小児期における悪性腫瘍のことを総称して小児がんという言い方をしますが、小児がんの中で最も多いのが白血病です。白血病は小児がんの4割程を占めており、その他では脳腫瘍・脊髄腫瘍などの中枢神経系が約2割、神経芽腫・神経節腫などが約1割、悪性のリンパ腫が約1割となっています。

白血病とは、ひと言でいうと血液のがんで、血液中の白血球が異常に増殖することが原因です。一概に白血病といっても急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、慢性白血病などに分類されます。その中でも今回は急性リンパ性白血病について説明していきたいと思います。

急性リンパ性白血病は小児期にかかる白血病の約7割を占めています。当初は発熱と同時に体がダルくなり、食欲が低下していくなど風邪のような症状が数日間続きます。そのまま症状が進行すると血小板が減少していますので鼻血などの出血症状や赤血球の減少が原因による貧血症状などを起こすようになります。

小児がんにおける白血病の原因は、まだはっきりとした理由は解明されておりませんが、遺伝子異常やウイルスによる感染が原因ではないかと言われています。

小児がんによる白血病は抗がん剤の副作用など辛い治療がまっているのが現実で発症から完治までには多大な時間を要してしまいますが、近年では医療の進歩により発症から5年後の生存率は80%にまで上がっており、決して治療や完治が難しい病気では無くなってきています。

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