小児 大百科

小児医療が抱える問題

小児救急の現状

小児救急医療がなくなるそんな言葉を聞くと、子どもを持つ親なら誰でも不安になるのではないでしょうか。しかし、全国の夜間小児救急は崩壊の危機に瀕しているのが現実なのです。

その原因としては、小児救急が必ずしも適切に利用されているとは言えず、小児科医の大きな負担となっており、病院経営すら圧迫しているのです。救急車や救急センターは本来、命の危機にある人を救うための医療施設なのですが、必ずしも緊急ではない容体の患者さんが多く利用されているのが現状です。

これは、夜間や休日にお子さんの具合が突然悪くなってしまったときに診察してもらえる場所として救命救急以外の受診・相談窓口があることを知らない親御さんが多いというのが大きな要因だとされています。

ほとんどの地域には夜間や休日に診療を行っている当番制の担当医院というのが決まっており、これらは地域の医師が持ち回りで行っています。今日は何処の病院が当番なのかは119番で聞くこともできますし、各自治体でも教えて頂けるようになっています。

ですが、いざ子供の具合が悪くなってからでは、冷静な判断が失われ緊急で診察してくれる病院を探すのは難しいのが現状ですので、あなたが住んでいる地域の相談窓口などの連絡先を事前にしっかりチェックしておくことは非常に重要です。もちろん小児救急施設側にも改善する余地が多大に存在しているのも現実なのですが、まずは利用者のちょっとした努力で、あなたが住む地域の小児医療が守られることにもなります。

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