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小児アトピー性皮膚炎

治療法

小児アトピー性皮膚炎は、薬を塗ったり飲んだりしたからといって即治癒するというような病気ではありません。たいていの場合は少なくとも数ヶ月の治療を通して徐々に治癒していきます。

小児アトピー性皮膚炎の原因には様々な要因がありますが、適切な治療をすることにより、3歳から6歳くらいまでには約7から8割が完治すると言われています。

現在、小児アトピー性皮膚炎の治療の多くはステロイド剤や免疫抑制剤が使用されていますが、ステロイド剤は長期間使用を続けると感染症や副腎不全などの副作用を誘発する可能性があるというのが一般的にも広まり、お子様にはステロイドを使用したくないという親御さんが増えているのが現状です。

その為、ステロイドによる治療は最終手段という位置付けで他の方法でアレルゲンを特定する除去食治療や生活環境の改善などを優先的に行い、アレルゲンの特定をしていきます。除去食治療とは、アレルゲンの疑いがある食材を特定することで、その食材を徹底して食事から排除していくという方法です。食物が原因のアレルギーであれば5歳、6歳と小児期を迎えることで免疫力が高まり自然と治癒する可能性を待ちます。

また、ダニやハウスダストなどの生活環境からアトピー性皮膚炎を発症している場合も多くあり、これらが原因の場合には、生活環境を改善してあげることでアトピー体質の改善になる場合もあります。特に気をつけておきたいのがペットなどによるダニの増殖やペットの抜け毛などに過剰に反応してしまっている可能性もあるのです。

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