小児 大百科

小児食物アレルギー

症状

小児食物アレルギーの原因となる食べ物を摂取すると、わずか数分から数時間後には、湿疹・蕁麻疹・下痢・嘔吐・腹痛、頭痛・喘鳴などのアレルギー反応の症状がでます。重度の場合には摂取後から30分以内にアナフィラキシーショックといって呼吸困難・血圧低下・意識障害などのショック状態に陥ることで命の危険にも晒されてしまうこともあるのです。

乳児期の食物アレルギーの症状としては、湿疹や蕁麻疹が現れることが多く、アトピー性皮膚炎だという誤認識を起こしてしまうことがあります。

アトピー性皮膚炎と違い、小児食物アレルギーの場合には、湿疹や蕁麻疹と同時に嘔吐や下痢を起こす場合が多くありますので、これらの症状がみられる場合には、直前の食事にどんな食材を使用したか等をメモしておくことが、治療をする段階で非常に役立つことになります。

小児食物アレルギーは、年齢を重ねるごとに耐性が出来てきますので概ね6歳から10歳くらいになるとタマゴや牛乳・ピーナッツなどのアレルギーは治まっていきますが、小児期に食物アレルギーを起こしたことがある場合は、年齢とともに花粉症やアレルギー性の喘息など他のアレルギー性疾患へと移行する場合が多くあります。

ただし、成人になっても食物アレルギーが改善しない場合は、症状も重くなる傾向にあり、場合によっては命をも脅かすアナフィラキシーショックを引き起こす場合もありますので十分に注意しましょう。このように、他のアレルギー疾患や重度の食物アレルギーを避ける為にも、早期の治療が重要です。

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