小児 大百科

小児食物アレルギー

治療法

小児食物アレルギーの治療法には、アレルゲンの原因となる食材を摂取した場合に症状が強く表れる場合の治療法と症状を起こさないようにする予防的な治療法の2種類が主に行われています。

予防治療法としては、アレルゲンを引き起こす食材を徹底して除去する除去食療法と経口抗アレルギー薬を用いる方法があります。しかし、小児期の子供に行き過ぎた除去食療法は好ましくないと言う意見も多くあり、最近ではアレルゲンの原因となっている食材を見つける治療法へと変わってきています。

小児食物アレルギーを引き起こす可能性がある食材を見つけるには、日頃より食事日記などをつけておき、どんな料理や食材を食べた時に湿疹や蕁麻疹が発症したかを絞り込んでいきます。このようにある程度、疑わしい食材に目星をつけていくことで、病院で行う検査の際にも大変役に立ちます。

病院で行われる検査には、血液検査や皮膚テストを行い、その後に検討をつけた食べ物を除いた食事を1から2週間続けて様子を見る除去治療などがあり、アレルゲンの原因となる食べ物を突き止めていきます。検査により原因となるアレルギー物質の特定が出来たら、その食べ物を一定期間絶ちながら抗アレルギー剤を服用する治療を行います。

その後は、薬を服用しながら半年から1年ごとにアレルゲンの検査をします。その結果で今後も原因食物を制限を続けるかなどを決めていきます。しかし、卵や牛乳、肉などは成長期に重要なタンパク源となりますので、食物制限は必要最小限とし、代用食で発育、成長に害が出ないようにしましょう。

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